皆様、新年あけましておめでとうございます。本年もご愛顧賜りますよう宜しくお願い申し上げます。皆様はいかがな新年をお迎えでしょうか。さて、今号は「相撲から学ぶ」と題しましてお送りいたします。どうぞ最後までお付き合いください。
皆様は相撲お好きですか?私は以前あまり興味がありませんでしたが、生で観る機会があり、それ以来ファンになり、毎場所わが家のテレビ前溜席で応援しているのです。
皆様は誰かごひいきの力士がおりますでしょうか。私は福島県出身の前頭筆頭(2023年12月25日時点) 若元春関が大好きでありまして、礼儀正しいところが大好きなのです。今場所(初場所)も14日から両国国技館で開催されます。是非皆様も若元春関の応援よろしくお願いいたします。
さて、この相撲の面白さでありますが、私は何と言いましても小柄な力士が自分より大きな力士を豪快に投げ飛ばすことであります。自分よりも体格の大きい力士を負かすという事は並大抵の事ではなく、努力を積み重ねた結果勝てるのではないでしょうか。テレビ解説者も「○○関はよく稽古をしていて、稽古の鬼ですね」などと稽古の大切さを褒め、また本人もインタビューで「これからも稽古に精進し、頑張ります」と努力の大切さを力説しています。このように横綱を目指すためには、努力、努力しか道はないのです。
この「努力」、もちろん相撲界に限ったことではなく、我々一般社会においても同じ事です。私も長年この業界に身を置いていますが、「この人よく勉強しているな」「この人ちょっと違うね」などという人は蔭で大変努力されているものです。
それでは、いったいどの位努力すれば良いのかと言いますと、私が最も尊敬する経営者、松下幸之助氏(パナソニックホールディングス㈱(旧松下電器産業㈱)創業者)は「君、血のおしっこが出て一人前だよ」と言って努力の尺度を表しています。極端な話かもしれませんが、私は一理あると思います。目標を達成するための努力は、その位の覚悟をもって臨まないと到達できるものではないと思います。私はまだまだその境地に達しておりませんが、学ぶこと大であります。それではどの位の努力目標をもって事に当たればいいかと言いますと、それはその世界でナンバーワンを目指す心意気で目標を立てることが大切ではないかと毎回相撲を観て感じております。
相撲の世界に入る若者は、みな横綱を目指し入門するものです。「新年の計は元旦にあり」と言います。2024年新たな目標を掲げ、トライしたいものです。きっと神様がご褒美に新しい世界に導いてくれるに違いありません。
今号は「相撲から学ぶ」と題しましてお送りいたしました。今号も最後までお付き合いいただきありがとうございました。今号も最後は夫婦の会話で締めたいと思います。
私「来週から相撲楽しみだね」
妻「若元春、頑張ってもらいたいわね」
私「若元春に優勝してもらいたいね」
妻「お父さん、優勝するか賭ける!」