いよいよ暑かった夏も終わり、秋本番を迎える季節がやって来ました。皆様お変わりありませんか。今号は秋に相応しいウォーキングの話でございます。どうぞ最後までお付き合いください。

 皆様はウォーキングに興味おありでしょうか。「もう、毎日歩いています」といった方もおられるかと思いますが、私も以前申し上げましたようにウォーキングが大好きでありまして、ほぼ毎日約15,000歩歩いているのであります。始まりは駅から会社まで歩くようになったことがきっかけでした。当初は歩くたびに筋肉痛になり、捻挫することもありましたが、暫くすると筋肉痛になることも無くなり、歩くことが楽しくなってきたのです。それ以来ウォーキングにハマり、今ではすっかり生活の一部になっております。

 また、過去いろいろな計画を立て、それに向かって楽しんできました。その発端は知人からの話でした。「この間、宇都宮環状線道路(約34キロ)を8時間かけて歩いてきたよ」という話を聞き、聞いた瞬間、いつもの好奇心が湧いてきまして「よーし、私もチャレンジしてみよう」と思い、それ以来、東京山手線一周(34キロ)を8時間かけて歩いたり、60代の頃には、地元新聞社主催の東京駅から日光東照宮までを6日間かけて約150キロを歩くイベントに参加したりと、あまり人がやらないことに興味を持ちチャレンジしてきました。

今振り返ると実に楽しかったように思います。何が楽しいかというと、歩き終えた時の達成感が何とも言えない満足感につながり、そこがたまらなく、病みつきになっていきました。自分で準備をし、目標を定め、それに向かってチャレンジし、達成が近づいてきた時、全身からアドレナリンが出るようでたまらなく楽しかったですね。ある意味仕事も同じではないでしょうか。遊びも仕事もこれに勝る価値はありません。今はそんな心境でございます。

 私は、生活する上で一つの持論があります。それは、体(ハード)と頭(ソフト)をうまく両輪として生活することが大切ではないかと思うようになりました。私の場合、ハード面はウォーキングであり、ソフト面は読書であります。この両輪を生活で活かすことで、すこぶる快適な生活を送ることができたように思います。是非、皆様もこの両輪を意識して生活されてみてはいかがでしょうか。そして、共に大切なことは一にも二にも楽しむことであります。是非、実践いただければ嬉しい限りです。

実は私、引退後の人生設計を考えております。それは、北は北海道から南は沖縄まで、もちろん歩いて日本一周することです。「えぇ!本当に歩けるの?」そんな声が聞こえてきそうでありますが、いくつになってもチャレンジ精神を忘れずに生きていきたいものだと思っております。何かの機会にまたご報告させていただきます。その時まで楽しみにお待ちいただければと思います。

 今号も最後までお付き合いいただきありがとうございました。今号も最後は夫婦の会話で締めたいと思います。

 

私「いよいよ、準備万端の心境よ」

妻「お父さん、楽しみだね」

私「まずは、青森からスタート予定です」

妻「お父さん、国内歩いたら、今度は外国ね」

大変お粗末様でございました。

2024年9月号写真